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現役英語通訳ガイド限定スタディツアー『漆 japan』

2015年1月23日(金)

TANBA INTERPRETER

現役英語通訳ガイド(通訳案内士免許を有する方)限定のスタディツアー

京都府、兵庫県の丹波地域は、日本の伝統文化の「源流」を継承する職人の宝庫です。
その資源にふれ、体験できる、現役英語通訳ガイド(通訳案内士免許を有する方)限定のスタディツアーを企画しました。
いずれも、普段は「入れない場所/できない体験/会えない人」が揃った貴重なツアーです。
ご自身のガイド技術向上のためにも、ぜひご参加ください。

japan(漆・漆器)

フライヤーはこちらから(PDFファイル)

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日時:2015年1月23日(金)
〈篠山口駅発着〉9:10~17:30
〈福知山駅発着〉10:00~16:40

日本で数少ない漆生産地(漆器を作る生産地ではなく、漆の木から樹液を採取する地域)を訪ね、自身も実際に漆の絵付け体験をすることで、"japan"と称される「漆」のホンモノの知識を深めましょう。漆は漆器だけではなく、南部鉄器の着色や文化財修復など多方面で利用されています。しかし現在、国産漆のシェアは2~3%となっており、ほとんどが中国、ベトナム産に頼るのが現況。今回は、その途絶えつつある国産漆の産地を復興しようとする、職人さんや若者たちの熱意をぜひ現場で感じてください。このツアーでの経験は、お食事やお買いもののアテンド時、仏像や寺社のガイド時に役に立つでしょう。

場所 やくの木と漆の館(京都府 福知山市 夜久野町平野2199)
講師 服部花奈
定員 15名
参加費 10,500円(バス代、食事代、絵付け体験料、保険代、資料代を含む)
解説・実習指導・協力 NPO法人丹波漆

※当日は、漆の絵付け体験をします。この体験自体は、日ごろから小学生の団体受け入れも頻繁にしており、安全には十分に配慮されているものです。エプロンや手袋、アームカバーなど皮膚を守るための道具をご用意しています。皮膚が弱く、かぶれがご心配な方は、事前にご相談ください。

タイムスケジュール
08:30 JR篠山口駅:受付開始

09:10 JR篠山口駅発:バスで移動

10:00 JR福知山駅発:バスで移動、ガイダンス(講座の趣旨説明等)

10:40 やくの木と漆の館着

    イントロダクション(80分)
    ・自己紹介(20分)
    ・DVD鑑賞(20分)
    ・講師(通訳案内士)による講話またはワークショップ(30分)
    ~英語ガイドの役割、心得
    ~「日本」を伝える「視点」について〜伝統工芸編〜
    質疑応答(20分)

12:10 昼食

13:00 漆の絵付け体験(60分)

14:15 講師(通訳案内士)と参加者によるディスカッション(105分)
    ・「漆」を伝える「視点」について
    ・木と漆の館スタッフとの質疑応答

16:00 終了・やくの木と漆の館発

16:40 JR福知山駅前:解散
17:30 JR篠山口駅前:解散


お申し込み・お問い合わせはこちらから。
お申し込みの際は、お名前、発着希望駅(篠山口駅/福知山駅)、緊急連絡先 をお知らせください。
国内募集型企画旅行条件書はこちらから(PDFファイル)


■TANBA INTERPRETERとは?
この事業は「丹波ファン拡大チャレンジ事業」助成金(兵庫県丹波県民局)により実施されます。本取り組みは、中世より「丹波国」とよばれていた現在の京都府丹波地域と兵庫県丹波地域の「唯一無二の資源」を伝えるインタープリターの方に向けたスタディツアーや講習会を実施することで、「丹波国」の魅力を発信しようとするものです。

■講師:服部花奈(英語通訳案内士)
同志社大学文学部英文学科卒業後、国際NGO地球一周の船旅でボランティア通訳として南半球を一周。帰国後、大手電機メーカーで社内通訳翻訳として勤務する傍ら、通訳案内士の資格を取得。2009年より通訳案内士として活動を開始。現在は着物で京都案内の他、バックパックを背負って熊野古道や中山道などのウォーキングツアーを案内している。オフシーズンにはツアー会社でツアー企画も行う。趣味は茶道、ピアノ弾き語り、三線。


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